スタッフBlog
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 8 | 9 | 10 || Next»
スタッフBlog >研修日記 , サプリメント

「感染症と栄養対策」~快適な冬を迎えるために~:2012 11/13

分子栄養学についての勉強会に参加して来ました。

 テーマ「感染症と栄養対策」~快適な冬を迎えるために~

①感染とは?
 →身体の部位へのウイルス・細菌の定着・増殖

②感染防御機構 
 ・涙腺→リゾチームなどによる殺菌、洗浄 ・唾液→リゾチームによる殺菌
 ・鼻腔→鼻毛によるフィルター      ・皮膚→物理的なバリア作用と常在細菌叢 
 ・気道→線毛による異物の削除      ・胃→胃酸
 ・尿→尿による洗浄           ・腸管→常在細菌叢

③粘膜の働き
 上皮細胞で産生される糖タン白が結合した免疫グロブリンで、粘膜表面を粘液とともに被覆し、抗原の侵入を阻止する消化管免疫の中心的な役割をもっている。
 
④腸管の働き
 生体にとって有害なものを積極的かつ選択的に排除して侵入を防ぎ、障害された組織の修復にあたっている。さらに生体に必要な栄養素を選択的に吸収する。
 
☆感染症対策に有効な成分☆
①大麦βーグルカン 
 →大麦の種子に含まれる水溶性の多糖類であり、免疫調節効果が期待されている。 

②フコイダン 
 →昆布、ワカメ、モズク、などの海藻の表面近くに含まれるヌメリ成分の1つ。 
  酸性多糖類で、ガゴメ昆布のフコイダンは、特異的な優れた生理機能を発揮する。
 →昆布由来のフコイダンには3種類が存在し、生理活性が異なる。 
  ・Uーフコイダン:がん細胞自殺、免疫バランスの調節
  ・F-フコイダン:組織再生の促進、免疫バランスの調節
  ・G-フコイダン:組織再生の促進、免疫バランスの調節 

③オリーブ葉エキス 
 →有効成分は、オーレユーロペンという苦いグルコース配糖体であり、オリーブの樹全体に存在し、オリーブを害虫やバックテリアから守る自然の殺虫剤として役割を果たしている。
 →効果:
a)ウイルス、細菌、寄生虫を殺傷 
b)ウイルスを不活化し、増殖を防ぐ 
c)免疫細胞や免疫システムの反応を促す

④α-リポ酸 
→チオクト酸ともよばれ、抗酸化作用を持つ含硫ビタミン様物質。加齢とともに生成が低下し、細胞の老化につながる。

ビタミンC血中濃度を維持することによって、インターフェロン生成や免疫力強化作用を持つ。 
白血球の自走能の向上、キラーT細胞の活性が高まることで、細菌・ウイルスを不活化する。
 
 日時:平成24年11月6日(火) 会場:メルパルク岡山・3F「錦」 講師:内野英香先生
 参加:大崎
スタッフBlog >研修日記 , オススメ商品 >サプリメント , サプリメント

夏のストレスを残さないために~抗酸化アプローチ~:2012 10/01

分子栄養学についての勉強会に参加して来ました。

夏のストレスを残さないために~抗酸化アプローチ~ 

①注意する症状
a脱水:発汗でビタミン、ミネラルが不足
b食欲不振:胃の消化機能の低下
c自律神経の乱れ:エネルギー不足からくる慢性的な疲労感
d皮膚や粘膜のトラブル:紫外線
 
酸化ストレス(夏の暑さ、アルコール、ストレス、タバコなどにより活性酸素・フリーラジカルが発生)対策としてCoQ10が紹介されました。
 
②CoQ10とは?
・ビタミン様物質、補酵素
・抗酸化作用を発揮
・ビタミンEを節約する働きが注目されている
・生体内のほとんどの細胞に存在する
・心臓、腎臓、肝臓、筋肉、脾臓に多く存在する
・加齢とともに減少する

③CoQ10の生合成
・コレステロールと同じくメバロン酸を経由するため、高コレステロール血症の治療薬として有名なスタチン類の服用により、生体内の濃度が減少するおそれがある。 

④活性酸素に対する生体防御機能
・体内で合成される抗酸化酵素にはアミノ酸が必要→タンパク質補給の必要性
・抗酸化酵素が働くには亜鉛、鉄等が必要→トータル的なミネラル補給の必要性

⑤抗酸化物質(ビタミンA、カロチノイド、ビタミンC、α-リポ酸、ビタミンE、CoQ10)
・相互的に働くため、複合摂取が望ましい

⑥紫外線と活性酸素
・皮膚や目の組織では、太陽紫外線を直接浴びた結果、それらの組織、細胞内で活性酸素が生成されるため、
 他の組織に比べより酸化されやすい。 
・紫外線は肌を乾燥させ、シミ、シワやそばかす、肌荒れの原因にもなる

⑦紫外線によるシワの発生
・紫外線を浴びると、コラーゲン線維や弾力線維が分解される。
 年齢を重ねた肌では、新しい線維を作る能力が衰えている為、傷ついた線維が残り、シワとして蓄積される
→毎日の保湿(スキンケア)、正しい日焼け止めの使用が重要

 日時:平成24年9月19日 会場:メルパルク岡山・3F「光琳」 
講師:金子雅俊先生
 参加:大崎
スタッフBlog >研修日記 , サプリメント

アンチエイジングの基本~皮膚・関節を老化させないために~:2012 05/28

アンチエイジングの基本
~皮膚・関節を老化させないために~

A:皮膚と栄養
①皮膚とアンチエイジング
→皮膚の生理作用の維持
→上皮角質細胞層の角化の正常化や真皮コラーゲン繊維の増生を促すことにより、若々しい皮膚を保つ
→正常な角化サイクルにビタミンA、ビタミンD、亜鉛が必要

②皮脂膜が皮膚を守っている
→皮脂膜=NМF(天然保湿成分)+細胞間脂質
→洗浄することで、NМFは汚れと一緒に洗い流されている
→汚れや余分な脂分のみを乳化させて洗い流す、アミノ酸系洗浄成分使用の意義

③紫外線は皮膚を老化させる
→紫外線は、肌を乾燥させ、シワ・シミやそばかす、肌荒れなどの原因になる
→日焼け止め(サンスクリーン)の重要性

B:関節と栄養
①ロコモティブシンドローム
→運動器の障害により、要介護となる危険の高い状態
→原因として、主なものは転倒、骨折、関節疾患
→関節疾患は、高齢になって突然表れるものではなく、若いころからの生活環境や習慣に影響を受ける
→肥満予防・筋力強化 

②運動器の加齢性変化
→関節軟骨が薄くなる
→靭帯は短くなり、柔軟性が失われる
→腱(コラーゲン)は脆弱化する
→筋肉が委縮する

③変形性関節症の増悪因子
→加齢、栄養欠損、肥満、外傷や損耗、アライメントの狂い(О脚) 

④変形性関節症と活性酸素
→軟骨細胞は、活性酸素により細胞障害を受けやすく、カタラーゼ活性やグルタチオンパーオキシターゼ活性が低下している 
→フリーラジカルスカベンジャーであるビタミンC、ビタミンEなどの補給の意義
→フリーラジカルスカベンジャー系酵素の活性中心である、ヘム鉄、亜鉛などの補給の意義

⑤関節疾患の分子栄養学的アプローチ
→グルコサミンとコンドロイチン硫酸は、軟骨の生合成を促進し、軟骨分解酵素を抑制し、軟骨組織の正常化に働く

⑥抗炎症(疼痛)のアプローチ
→ボスウェリア・セラータ(インドの高地に自生するカンラン科の落葉樹。アーユルヴェーダにおいて、リウマチ、関節炎などの治療に用いられている。

⑦関節疾患へのアプローチ
→ウォーキング(適度な運動は関節軟骨内の滑液移動を活発にし、ダメージを受けた関節軟骨を修復する)
→減量
→ストレッチ(関節の可動域を維持するために有効)

日時:5月15日 会場:メルパルク岡山 講師:内野英香先生
参加:大崎
スタッフBlog >研修日記 , 漢方・食養生

眠りと体内リズム:2012 04/30

中医学では一日の生活リズムを以下のように説明しています。

「人は日中は陽の気に支配される。夜になると、この陽の気は体の奥深くに取り込まれ、それまで体内にあった陰の気が出てきて人を支配する。そのとき、人は眠りに入る。朝になると、陰の気が尽き、陽の気が再び体内から出てくる。そのとき、人は目を覚ます。」(黄帝内経霊枢より)

陰と陽の気の交代が上手く行われていれば、睡眠と覚醒が一定のリズムで訪れますが、陰と陽のどちらかの気が不足してしまったり、気の交代が上手くできないときに不眠や嗜眠になると考えらます。

眠りに関係する臓腑
①肝
肝は西洋医学で言う肝臓の機能だけではなく、精神機能や自律神経機能も持つと考えています。
②心
心は西洋医学で言う心臓の機能だけではなく、脳のような働き精神活動、神経活動も持つと考えています。

体内のバイオリズム
気や血の流れには24時間で一周するリズムがあると考えられています。
子午流注.JPG
例えば子の刻は胆になっています。これは胆経に一番気がみなぎっている時間が子の刻だという事です。

陰の気が最も多くなる子の刻までに眠りに入るのが、体のリズムとしては理にかなっています。そして、精神安定させて、体の疲労回復させるためにも肝の気が最も活発になる丑の刻には、眠っておいて全身の血液を肝に戻しておく事が大切です。

11時から3時までが、眠りのゴールデンタイムと言われるのは、このような理由からなのです。

不眠タイプ別中医学的な対応
○入眠障害:陽気の過剰を抑制する
○中途覚醒:陰気の不足を補う
○早期覚醒:腎気を補う

岡山漢方研究会4月、緋田哲治先生の講義内容を参考にまとめました。

スタッフBlog >研修日記 , 漢方・食養生

睡眠における中医学養生法の応用:2012 04/23

睡眠について
 一般的には6.5時間から7.5時間が理想的と言われています。
 レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)を90分から120分の間隔で繰り返している。
  睡眠により成長ホルモンが分泌されたり、免疫力が向上したり、新陳代謝が活発になるので、健康維持には重要な時間です。

中医学の睡眠理論
 中医学では、陰陽のバランス、臓腑の状態、営衛が陰陽のどこを巡っているか、経絡(子午流注の考え方)などを調節して、質の良い睡眠のできる体質づくりを目指します。

 神が安定すれば眠れるが、安定しないと眠れない。

 自然界の動きに従って、人間は生活するのが一番良い
太陽の動きと人間の活動(昼間:陽:活動する、夜間:陰:休養する)

質の良い睡眠を得るための養生法
 暖腹(お腹を温める)
  温足(足を温める)
  凍脳(頭は冷やす)
 右側を下にして寝る(仰向けには寝ない)
  静かにして、風が当たらないようにする(眠っている間は腠理が開いていて邪気が入りやすい)
  心をしずかにする
  申脈(足太陽膀胱経のくるぶしの下あたり)穴を刺激する。鎮静安神作用がある。

質の良い睡眠を得るための食時間差養生法・薬養生
昼間:陽気を補う、気の流れを良くする「よく動く」
   香ロゼア、麦味参顆粒、逍遙丸、冠元顆粒、五行草茶
夜間:熱を冷まし、潤いを補い、精神を安定させる「静かに過ごす」
   天王補心丹、清営顆粒、星火温胆湯、シベリア人参茶、杞菊地黄丸、蓮子心茶、ミンハオ

子午流注の考え方を応用
・子の刻(23時〜1時)の前半までには眠る習慣をつけると陰と陽の切り替えがスムーズになる
・ 卯の刻(5時〜7時)には水分吸収が活発になり、排毒作用が旺盛になるので、排便に良い時間
・ 丑の刻(1時〜3時)には肝の蔵血作用が活発になり、血液が肝に戻り精神が安定して、様々なホルモンも分泌される
・ 寅の刻(3時〜5時)には肺の機能が活発なり、気血が全身に巡り始める。


2012年4月 岡山中医薬研究会 
講師:楊 暁波先生 
会場:後楽ホテル
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 8 | 9 | 10 || Next»